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ジャムダニ織ー西ベンガルの繊細な手仕事との再会vol:2

ナマステー。
Natural LoungeのMotoです。



今日は前回の続きをここコルカタからお届けしたいと思います♪
場所はコルカタから4時間ほど車で走った所にある村。







クーラーの効いた車内から一歩外へ出ると、ムワッとした空気が体にまとわりついてきます。
視界に広がるのは、濃い緑の葉を茂らせた熱帯の植物たち。
その蒸し暑さと相まって、まるで空気までもが湿っているかのように感じます。
そんな小道を歩きながら、職人の工房へと向かいました。



工房が近づくにつれて、カタンカタンという心地よい音が遠くから聞こえてきます。
久ぶりのジャムダニ織との再会。
気持ちも高まります。







そしてたどり着いたのは、カラフルな壁が目を引く、小さくて可愛らしい工房。
そこでは、職人のドリップさんが家族でジャムダニ織を織っていました。



工房に入ると、狭い室内には4台の木製の織機がきれいに並べられていました。
土間になっている床は、湿度の高いこの土地でも、踏み入れた瞬間にヒヤリと冷たく、外の蒸し暑さとの差に思わずおろどきます。 職人の静かな動きだけが響くその空間には、ゆったりとした時間が流れていました。







工房の中はこんな雰囲気です♪
職人さんの邪魔にならないよう、静かに後ろから仕事を覗かせてもらいます。







このセットされた細い綿の縦糸。
他の地域では「あれほど細い糸を織れるのは、彼らだけだ」と耳にしますが、ここに来るたびに、その言葉の理由がわかります。



本当に毎回驚かされますね。笑
改めてご覧ください。







本当に細いですよね!
これを丁寧に織り込んでいく技術もすごいですが、そもそも、あの細い糸を織機にきれいにセットしているというだけでも驚きです。 そしてこれは実際に使ってるシャトルと糸が巻かれたボビン。







ボビンに糸を巻く仕事は家族が手伝います。











そして、ドリップさんの妹さんもせっかく来てくれたからと、途中まで仕上げていた織を再開してくれました。
笑顔が素敵なのも印象に残りましたが、その仕事の速さと正確さに驚かされます。







心地よい機織りのリズム。
このリズムと力加減が一定でなければ、織り上がる布は歪んでしまいます。
彼らの細い糸を織る技術には本当に驚かされるばかりです。











そして、ここまではジャムダニ織の土台となる生地を織り上げる過程。
この繊細な生地に、驚くほど緻密な技法で模様を織り込んでいくのが、ジャムダニ織の最大の特徴です。



まずは今朝のブログで、彼らがいかに細い糸を使い、それだけでも非常に高い技術が求められることを知っていただけたら嬉しいです。
そして、ジャムダニ織の真骨頂については、次回のブログでじっくりお伝えしたいと思います。



というわけで、最後は久しぶりに機織り体験をさせてもらい、全くできずに汗だくになっている僕の写真で終わります。笑







後ろにいたドリップさんが、優しい眼差しでそっと見守ってくれていました。笑



それでは今日も1日頑張りましょう!



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Profile
Moto
Moto
1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。


2025.07.01

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